鍼灸に関する疑問点や不安な内容に回答
FAQ
初めての方も安心してご来店いただけるよう、鍼灸に関する疑問や不安な点にお答えしています。鍼が痛いかどうかや、お灸が熱いかどうかといった質問から、施術後のアフターケア、施術の頻度など、多くの方々からお問い合わせいただいた質問と回答を参考情報としてご紹介しています。痛くない優しい鍼灸を目指し、お子様から年配の方まで、あらゆる世代への細やかなサポートが強みです。
- 鍼はやっぱり痛いでしょうか?
- まったく痛くない!と言いたいのですが、痛みの感じ方には個人差がございます。また、その日の体調によっても違うため、痛くないとは言いきれないです。
痛みを感じても皮膚に刺さったときに少しチクリとする程度になります。
鍼治療で使う鍼は0.2mmほどの髪の毛と同じぐらいの太さの鍼を使うため、ほとんど痛みを感じませんが、もし痛みを感じる場合は我慢せず声をかけてください。
また、刺さない鍼もありますので、ぜひご相談ください。
- お灸は熱いでしょうか?
- お灸のイメージは「熱くても我慢しなきゃ!」「もしかしてヤケドして痕が残るの?」という人もいると思いますが、安心してください。
今はそんな事ございませんので、もし熱いと感じる場合は我慢せず声をかけてください。
- 鍼って使い捨てでしょうか?
- 全て滅菌済みの使い捨て鍼を使用しており、施術中に使う鍼を置くトレーも使い捨てのものを使用しております。
また、施術者も毎回、手指消毒を行ってから施術しております。
- 鍼した後はお風呂に入ってもいいでしょうか?
- はい、普段と同じように入浴して、シャンプーやボディーソープを使っていただいて大丈夫です。
ただ、鍼灸施術後は血流が良くなっている方が多く、湯あたりをしやすくなりますので、長風呂には注意が必要です。
施術のあと、2、3時間後に入浴されることをお勧めいたします。
- 鍼灸施術後に気をつける事はあるのでしょうか?
- 鍼灸の治療効果が高まるため、気持ちも身体もゆっくり過ごされる事をお勧めいたします。
また、血流が改善して血液中に老廃物が出ていますので、水分補給をして老廃物を体外に排出してください。
施術直後は激しい運動や入浴を控え、ゆっくりお過ごしくださいませ。
- 鍼灸施術は子どもが受けても大丈夫でしょうか?
- ご安心ください、もちろん大丈夫です。多くのお子さんがお越しになります。
お子さんには刺さない鍼と熱くない温かいお灸を使用しております。
- 保険は使えるのでしょうか?
- 保険は適応されません。
保険診療で診られる範囲は限られており、施術の範囲も限られますので、当院では保険診療は行っておりません。
- 妊娠中や授乳中でも施術は受けることは可能でしょうか?
- もちろん、可能でございます。
うつ伏せになれなくても、楽に座っていただいたりして施術することが可能でございます。妊娠中の方は手足や背中を中心に施術いたします。
逆子のお灸、安産のお灸、妊娠中の腰痛などさまざまな症状の方がお越しになられます。
女性鍼灸師もいますのでご安心くださいませ。
- 生理中でも施術は受けることは可能でしょうか?
- 問題ございません。
そのほかに生理痛や生理不順のお悩みのある方もご相談くださいませ。
- 病院に行っても「異常なし」これって何が原因でしょうか?
- 身体の不調を訴えて、病院で検査しても「異常ありません」「ストレスですね」「老化ですね」など言われて終わりのような経験をされた方も多いと思います。
東洋医学では「未病の治」という言葉がございます。簡単にいうと「病気になる前に治す」つまり「予防医学」になります。
東洋医学は予防医学にとても優れておりますので、自分にしかわからない身体の不調に耳を傾け、それを取り除きませんか。
- 鍼をしても痕は残らないでしょうか?
- ご安心ください、もちろん痕は残りません。
鍼をするとその部分の皮膚は傷つきますが、髪の毛ほどの細い鍼を使っているため、傷は最小限に抑えられています。
もちろん、その傷も見えないです。
- 鍼灸って副作用はあるのでしょうか?
- 副作用はございません。
施術後にふらつき、めまい、倦怠感、吐き気などの症状が現れる方がいますが、いずれも発生率はとても低いですし、少し横になればよくなります。
これらの症状は身体が元気になろうとしている証ですので、ご安心くださいませ。
- 鍼をして出血はするのでしょうか?
- 稀に微量の出血がございます。
また、皮下出血される方もいますが、青アザみたいになり、数日~1週間程度でなくなります。
- 鍼は癖になると言われたりするけど、それって良くないのでしょうか?
- 大丈夫です、癖にはなりません。
鍼灸施術を受けて身体が楽になっても時間が経てば、もちろんまた疲れるので、その時に「そろそろ鍼灸に行って身体のメンテナンスをしてもらおう」という風にはなります。
鍼治療を受けると脳ではβエンドロフィンという成分が分泌され、鎮痛効果をもたらします。このβエンドロフィンは脳内麻薬様物質の1つです。この作用を指して鍼が癖になると言われる方もいるようです。
βエンドロフィンは体内で作られる成分ですので、日常生活でも分泌されますし、体外から摂取した薬物の様な副作用はございません。
- 鍼灸施術はどのくらいの間隔でうければいいでしょうか?
- 症状によっても違いますが、ぎっくり腰などの急性症状の場合、1週間に2・3回来ていただく方もいます。慢性的な症状の場合は1週間に1回の方から3週間に1回の方などと異なります。
また、美容鍼灸は2・3週間に1回のペースをお勧めいたします。
無理のない程度に通われる事をお勧めしますので、気にせず施術者にご相談ください。
- 鍼で神経損傷が起きるのでしょうか?
- 神経損傷が起こる可能性はありますが、すごく稀でございます。
なぜ起こりにくいか簡単に説明いたします。
鍼治療で使う鍼は先端が細く尖っており、爪楊枝みたいな形です。爪楊枝で何かを刺そうとした時にツルンと滑って刺さらなかった事はないでしょうか?鍼が神経に当たってもツルンと神経が逃げるようになり「指先まで電気がビリッと走った感じ」になりますが、すぐに消えます。
それに比べて注射針は竹槍のような形なので、注射針を皮膚に刺すと組織を切るように入っていきます。
実際、神経損傷に関する医療事故は注射針の方が圧倒的に多く起きております。